長年エアコンを使っていると、冷房の時に冷たい風が出てこない場合があります。多くの人は、エアコンが故障したのではないかと考えてしまうでしょう。
このような時でも、すぐに新しいエアコンに交換する必要はありません。
多くの場合まだ使える可能性があるため焦って買い替えをしないようにしましょう。
それよりも、エアコンから冷たい風が出ないときには必ず原因があるため、原因と考えられるいくつかの箇所をチェックすることが必要です。
チェックする場所の1つ目は、たまたまエアコンが誤動作をしている可能性があります。エアコン本体に制御装置は内蔵されているものの、気温や湿度などによってそれがおかしくなることや、長く使っていると誤動作が生じることが考えられるでしょう。
そのような時は、まず本体のスイッチを切った後に室内機の電源コードを抜いてみます。2分から3分ほど時間が経った後コンセントを入れて電源をつけると、冷たい風が出てくる可能性が高いです。
次に、室外機が誤動作をしている可能性も考えられます。室外機が回っていれば問題ありませんが回っていない場合は室外機が故障している可能性があるため、その部分だけ修理をするか交換した方が良いかもしれません。
エアコンを10年以上使っていると、冷媒ガスが漏れてしまっている可能性があります。エアコン内部には、ガスが入っておりこのガスのおかげで冷たい空気が出る仕組みです。
しかし長年使っているとこのガスが漏れてしまうことがあり、吹き出される風の温度が高くなることが多くなります。
そこで、室外機の後ろについている管を見てみましょう。管はいくつかある中で1番細いやつがガスの管になります。
この部分からガスが漏れている場合には、霜が発生している可能性が高いです。
霜が発生している場合には業者に来てもらいガスを入れ替えるとともに、漏れている場所を修理してもらうことが必要です。